2010年01月18日

スカ王国更新

新作造型話の続き。
今回も面白くないので、バカ日報ご期待の方はスルーで。




実はもうジンガイはサイズ的に作れないか、と思ってました。
基本的に人体からプラスアルファの要素なので、少し大きい。
牛頭さんでさえでかすぎて大赤字なのに、毎回毎回新作出すたび
借金が重なるなんてーことは、あってはいけません。

しかもクリーチャーなんで、ある意味、需要が少ない。
毎度の出オチ造型と違い、クリーチャーは本当に好きな人じゃないと
反応してくれない。と思いまして今後は豆特侠を進める体力が出るまで
作らない方向で考えてました。

しかし去年、そうしたクリーチャー関係を正面からヨシとする
まったく夢のような方々と出会いまして。

しかしワタクシこの時、貧乏ど真ん中。すぐ金になる仕事が必要。

だからこんな感じ。

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そもそも自分は映画の特殊造型、つまり特殊メイクや怪物作りを
やりたくて上京した人間です。同じ特撮好きでもゴジラとかの
ぬいぐるみには興味のないいわゆるSFX世代なわけです。
商売にしようと思って進路を決めたくらいですから、
まあ普通の人よりはクリーチャー好きなわけです。
だから未だにそういうモノが気になって仕方ないけど、
これが需要がないというのもよくわかってます。

グレイクレイも特殊造型時代に一緒にやっていたので
ハリウッドのSFX造型の影響下にあり、WF参加当初は
「洋モノくさい」とかを押し出してやったりもしましたが
まあクリーチャーは需要がないわけです。

ところが大阪に行くとそういうキットや話題が転がっている。
サンダー顧客には大阪の人が多いですし、こういう系統を
理解する土壌があるんだろうな、というのはわかります。
問題は東京です。洋モノGKなんかほとんどない。
せいぜいアクションフィギュアがあるくらいで、海外の造型に
反応する人と出会わない。こんなに人間いるのに、まーーそういう人がいない。

ボーエン、パケット、クンツ、シフレットなんつー海外スカルプターの名前は
グレイクレイとの話以外では聞いたことがないわけです。
(テメーが人付き合い悪いんじゃねーのか、というのはこの際置いといて)

ところが訪れたそこはアメイジングフィギュアモデラーとかキットビルダーを
開いて「この造型いいですね」とか話している場所なわけです。

東京にそんな場所があるわけない、と思うでしょ。

あったんです。

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しかも、俺があきらめてたクリーチャー系のGKでも
場合によっては受け入れてくれるという。

思い切って新作をそんな方向でどうですか、的な話に。

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いやそうなりますって。

でも、たしかにそこは海外の造型を評価している場所。
目の前にサイモンリーもエリックソーサもある。
思いっきりクリーチャー作ったら、それ受け入れてくれるだと?
力量的には過去の自分の作品も評価していただいており、問題なしと。

そうなるとですね。仕事がどうこうはともかく、まずは
本気でやろう、と思ったわけです。

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勇んで帰ったはいいですが、まあその後、タイガー造型やその他に
追いまくられ、スタートしたのが今年に入ってから。
計算上、許される時間は2週間。もう本気でやるぞ!とやりました。



そんで出来上がったのを持って先日発表会。

101185.jpg

的な気持ちで出してきたわけで。
このフルスロットルぶりをわかってくれなかったら、
どうかしてるぞ、くらいの勢いですよ。
だってこの2週間普通に本気でしたからね。

2週間で早いですね、とか思われるでしょうが、後半は
睡眠2時間営業ですから、ちゃんと無理してます。

日本にどれだけいるかわからないこういう造型ファンの
80年代SFXといいますか、手作りの味を残した
キモかっこいい彫刻を愛する人に喜んでもらうべく、
ど直球でやったつもりです。実際スーパー楽しい作業でした。

具体的作業は、スカ王国に新たに掲載してます。
posted by サンダーロードスタイル at 00:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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