こっちなんすが、父方のルーツは甲斐。
で、この血が反応するのがどうやら消防関係のようで。
面白いもんで、自分の中のものを追い求めていくと、気付かぬうちに
己のルーツに近づいていくもんなのかもしれないす。
甲斐から上州に来た祖父が消防関係の商売で残したのが、
だいぶ前に取り上げた ジジイ爆弾
その実物が
来たぜ。
オークションでたまに見かけるんすが、やっぱし実物を
ということでついに購入、我が家にご到着。3個完品。
なるほど、こんな感じかー。感無量だな、なんとなく。
この薄いガラスもいちいち吹いて作ったんだろうな。
はげちゃったんで乗せてあるだけですが、
炎クソ握りマークもいろいろバージョンがあるようで。
しかし、この3個、届いたのはいいんすが、実は輸送の段階で
中の消化液がダダ漏れ状態で、ビッチャビチャ。
というのも、輸送に対しては2重でクッション入れてもらったり
極力気を使ってもらったんすが、肝心の爆弾のクチの部分が
すでに粉寸前まで劣化しており、輸送に耐えられず砕けてしまったようで、
2個が漏れ漏れ。
おかげで木屑のクッションはグチャグチャでしばらく干さねばならない始末。
でも1個だけは液体が残ってます。
まー、人畜無害と書いてあるけどアンモニアの匂いがすげーのなんの。
しかし製造日を見たら
昭和31年! 56年前!!!
ビンテージにも程がある。
でもまあ漏れなきゃ中の液体の匂いも嗅げなかったし、ラッキーっちゃラッキーか。
自分で1個フタを開ける覚悟はないもんな。
かくして、世代を越えて届いたジジイの爆弾。
すげーぜジジイ。